ディヴァイン瞑想｜幸福の源泉《真我》への旅

瞑想の仕組みは、海に例えることができます。
海には、海底から海面までの様々なレベルがあります。私たちの意識も同じです。
そして意識の海底には、永遠に変化することのない「私そのもの」である真我が、常に光り輝いています。この真我の本質は「至福」で、それは最も精妙なレベルにあります。
その海底から想念が泡のように立ち現れます。この想念は、最初はほとんど認識できないレベルですが、それが浮力でゆらゆらと上昇すると大きな泡になっていきます。これらの泡は水面に現れると、あちらこちらでパチン、パチンと弾けて大きな音をたてて弾けます。そしてはじめて、想念やマインドとして知覚されます。これが私たちが見ている世界、現象界で、最も粗大で粗雑なレベルの世界です。
瞑想は私たちが生きている最も粗大な現象界から、自分の内側にある最も精妙レベルの純粋意識「真我」に向かって降りていく体験です。
そして真我に近づくにつれて、真我が持つ本質である、至福・平安・静寂を感じます。これらの性質を体験して現象界に戻ると、それが現象界にも反映し、幸福と安らぎが人生を満たすようになるのです。