あなたが苦しんできた理由はたったひとつです。
それを体験する必要があったからです。
そしてあなたの準備ができたときに、あなたはこの教えと出会います。
その瞬間からあなたの苦しみは消え始めます。
そしてこれまで苦しみが占めていたスペースに、溢れるほどの幸福が流れ込むのです。
あなたがこのページを開いたのは、あなたの準備ができたからです。
僕自身には何の力もありませんが、僕が教わった「教え」は途方もないパワーを持っています。
この教えは、宗教でもなく、組織を作ることでもなく、ただただ人を幸福にするためのものです。
それは永遠に変わらない幸せになるただ一つの教えでもあり、もしかしたらあなたが辿り着く最終地点と言ってもいいかもしれません。

 


プロローグ

ある日、暇つぶしにネットサーフィンをしているとき偶然に、あるインドの聖者の映像が現れました。
その人はとても美しい顔立ちで、見惚れていると、その人はこう話し始めたのでした。
「あなたたちは監獄の中にいます」
この一言を聞いた瞬間、僕は心がドクンと震えるような衝撃を受けました。
そして、その聖者はこう話を続けたのです。
「あなたたちは監獄の中にいます。
あなたは、本当はそのことを知っています。

でもあなたはそこが監獄だと認めたくないので、きれいなカーペットを敷き、美しい壁紙を貼り、居心地のいいソファを置いています。
さらに、退屈しないようにテレビを置きます。
気持ちよく過ごせるよう、エアコンをつけます。
観葉植物で部屋を美しくします。
あなたは一生懸命、この部屋を快適にしようとします。
そして人生の大半をお金を得るために費やし、そのお金を使ってあれやこれやと気を紛らわせます。
あなたの人生とはそのようなものです。
それはそれで問題はありません。
続けたければ、どうぞ続けなさい。
でも、あなたは監獄の中にいます」

僕はこの人が何を言っているのか、ハッキリとわかりました。
そしてその時から、その「監獄」の外に出ることだけが僕の望みとなったのです。
僕はすぐに、この師の元で学ぶためにインドに向かいました。

          ※

インドに着くと、そこは混沌とした別世界でした。
車道は一応二車線のラインが引かれていますが、誰もそんなものは気にしていません。三台も四台もぐちゃぐちゃになって走っています。

舗装道路が途切れると、泥道になり、人と一緒に牛が歩いています。

裸の子供が遊んでいます。

香辛料の匂いが漂ってきます。

そんな混沌とした世界なのに、妙に落ち着くような、懐かしいような、なんともいえない心地よさがありました。

そんな風景を眺めながら、聖者の元に着きました。

 

そこでは多くのことを学びました。

そしていくつかの奇跡体験はあったのですが、僕が望んでいたのはそのようなことではありませんでした。ただ「監獄から出る」ことだけを望んでいたのに、そのことは起こりませんでした。

心の状態はここにきたときのままです。

やがてもう数日で帰国するという日になっても、それは起こりません。

焦りと失望でなんとも言えない惨めな気分になりました。

もうヤケクソになった僕は、

「おい、神さまとやら!

こんなところまで来て、何ヶ月もここにいるのにあんたは何一つできないじゃないか!

あんたはほんとにいるのか?

あんたが本当にいるんなら、いるという証拠を見せてみろ、バカヤロー!」

と心の中で毒づきました。

そして、もうどうでもいいや、結局何も起きないんだ、と完全に諦めたのでした。

 

これは後になって師から言われたことです。

「神さまというのは、あなたたちが思っているような仰ぎ見るものではないのです。

神さまは、あなたが隠している虚栄心、嫉妬、嘘、執着、貪欲さ、自己重要性、ズルさ、そういうことはすべて分かっています。

神さまが求めているのは、そんなことへの贖罪や反省ではありません。

神さまが待っているのは、ただ、あなたが友達のように語りかけることだけなのです。

そして、あなたが自分では何もできないのだと完全に諦め、ほんとうに自分を明け渡したときにはじめて、神さまの恩寵が流れ込むのです」

 

その翌日の講義を終えて、庭に出たときでした。

突然、これまで体験したことのない不思議な感覚に包まれて、それに呑み込まれたのです。

それはいきなり違った次元に連れていかれたようで、しばらく何が起きたのかわかりませんでした。

やがて少し落ち着いてくると、とても穏やかな歓びがあって、世界を遠くから眺めているような感覚です。

そして目の前にある樹々も、建物も、人も、自転車も、花も、犬も、空も、道も、ゴミ箱も、すべてが、たったひとつの意識だと、はっきりと感じたのでした。

その意識というのはまさに神さまそのもので、すべてが神さまで、神さま以外のものは何ひとつないのです。

ただ「神さま」だけが形を変えて存在しています。

世界がそのようなものだということは大きな衝撃でした。

 

しかしまだ何か奇妙な、説明できない不思議な感じが残っていました。

しばらくその「神さまが形を変えてできている世界」をぼんやりと見ていると、やがてその理由に気がついたのです。

それは、それらを見ているものもまた「神さま」だということでした。

神さまはそのようにあらゆるものに形を変えて世界として現れていながら、その現れを、僕という身体を通して自分自身で見ているのです。

つまり、この世界には「神さま」だけしかないという、おかしなことなのでした。

 

このことがひとつの契機となって、さまざまな理解が始まりました。

そしてその後数年間、日本とインドを行き来しながら師の元で学び、さらに何人かのインドの聖者から多くのことを学びました。

彼らは身体としてはすでに存在していませんが、その教えは時を超えて僕を変えていったのです。

 

あなたにもこの教えを知ってもらえることはとてもうれしいことです。

この教えは、あなたに恩寵をもたらし、あなたを変容させます。

そして明るい炎に集まる蛾が、その炎に焼かれて死ぬように、あなたの苦しみや悲しみ、そして「あなた」そのものが、輝く《真我》に触れて焼き尽くされるでしょ

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